トイレが近い!頻尿の原因とは?

異常にトイレが近くなってしまう頻尿。尿意を感じてトイレに行ってもなんだかすっきりしないし、外出しても常にトイレの心配をしなくてはいけないのは非常に厄介ですよね。

 

 

 

そんな頻尿は、一体何が原因となって起こるのでしょうか?今回は頻尿になる原因について詳しくご紹介いたします。

頻尿の定義

 

通常、成人がトイレに行くのは昼夜含めて6回程度が平均的です。頻尿の目安としては1日10回以上とされていますが、自分自身で排尿する回数が多いな、と感じたらそれは立派に頻尿であると言えるでしょう。

 

 

 

ただし、アルコールを摂取したあとだったり、水を大量に摂取したあとなどは排尿回数が増えるのは当然です。これらのような直接的な理由がある場合はほとんどが一次的なものなので、頻尿ではありません。

 

 

 

頻尿になると、トイレに行ったとしても残尿感があったりするために何度もトイレに行ってしまいます。尿の量自体が増えるわけではなく、むしろ1回の量は減ることがほとんど。普段トイレに行きたいと感じる程度の尿意に達する前に、トイレに行きたいと感じるようになります。

 

 

 

しかし、原因によっては尿の量が変わらないということも稀にあります。

 

 

 

トイレが近くなるのは、日中起きている間だけではありません。夜間頻尿というものもあり、尿意のせいでぐっすり眠れなかったり、そのせいで日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

 

 

 

いずれにしても、尿意を感じる回数が明らかに増えればそれは頻尿である可能性が高いです。

頻尿の原因になる病気

 

頻尿を起こす病気には以下のようなものがあります。

過活動膀胱

過活動膀胱は男女問わず発症する可能性のあるもので、40歳以上の患者が多い病気です。症状としては、急に尿意を催したり、我慢できずに漏らしてしまうことなどがあります。

 

 

 

過活動膀胱の症状は、膀胱の神経のトラブルが関係していることが多いです。本来、膀胱に尿が溜まったタイミングや膀胱の活動の有無を決めているはずの機能がうまく働かなくなり、意図せずに尿意を感じたり漏らしたりしてしまうのです。

 

 

 

神経系の病気の後遺症として起こることがありますが、それ以外に原因が分からずに起こる過活動膀胱があることも事実です。

膀胱炎

膀胱炎は、特に女性がなりやすい病気です。尿がそこまで出ないにもかかわらず異常なほどトイレの回数が増えるだけでなく、症状が進行すると排尿時に激しい痛みを伴うこともあります。

 

 

 

女性の場合は男性に比べて尿道口が肛門や膣と非常に近いため、大腸菌などの雑菌が入り込みやすく膀胱炎を発症しやすくなります。

 

 

 

また、よく「トイレを我慢すると膀胱炎になる」と言われていますが、これは本来雑菌などを洗い流す役割の尿を尿道の中に留まらせることによって雑菌が繁殖しやすくなるためです。

 

 

 

他にも、性行為や生理などが影響して膀胱炎になることもあります。いずれの場合も、尿道付近の環境が悪くなっていることが原因として考えられます。

前立腺肥大症

前立腺は男性だけが持つもので、前立腺肥大症は加齢とともに発症率が高くなる病気です。とにかくトイレが近くなり、尿の出が悪くなったりするのが特徴です。

 

 

 

肥大の原因ははっきりとは分かっていませんが、ホルモンのバランスが崩れることが原因ではないかと考えられています。

症状に頻尿が含まれる病気

 

単なる頻尿ではなく、以下のような病気が隠されている可能性もあります。

糖尿病

糖尿病になると、排尿を正常に行うための神経にトラブルが起き、本来の正常な排尿が難しくなります。トイレに何回も行きたくなることもあれば、逆に尿意を感じづらくなることもあります。

 

 

 

また、喉の渇きも原因として考えられます。喉の渇きに従ってたくさん水分を摂れば、当然尿の量も増えてトイレに行く回数も増えます。

睡眠障害

夜間頻尿になると、夜中何度も起きたりして眠りが浅くなりますが、逆の場合もあります。睡眠障害があるがゆえに、起きるたびになんとなく尿意を感じてしまうということもあるのです。

 

 

 

睡眠障害が原因にしろ夜間頻尿が原因にしろ、十分に睡眠がとれないというのは日常生活に支障をきたす原因にもなります。

心不全

心不全の初期症状として頻尿になるのは、珍しいことではありません。心不全になると、立っている状態では尿が作られにくくなります。一方寝ている状態の場合、心臓から腎臓へ急激に血液が送られやすくなることから、それに伴って尿量も増えるとされています。

 

 

 

日中の頻尿というよりも夜間頻尿に注意が必要です。

前立腺癌

前立腺癌は、前立腺肥大の症状とともに頻尿や残尿感などが現れることが多いです。ただしこれらは癌ではなくても発症することが多いことから、初期の状態で前立腺癌と診断するのは難しいとされています。

 

 

 

前立腺癌は、進行すると血尿が出てきたりすることもあります。

病気以外の頻尿の原因

 

何らかの病気ではなくても、頻尿の原因として考えられるものはいくつかあります。

骨盤底筋のゆるみ

骨盤底筋とは、子宮や膀胱を支えるための筋肉です。尿道を締めたりゆるめたりするのも骨盤底筋が大きく関わっているのですが、日頃の運動不足や妊娠、出産などによりゆるんでしまい、人によっては尿漏れを起こしてしまうことも少なくありません。

 

 

 

厄介なのは、過活動膀胱と併発している場合です。急にトイレに行きたくなり、なおかつ我慢するのが難しい状況だとどこに行っても安心できませんよね。

ストレス

体内部の問題ではなく、ストレス(心因性)により頻尿が起きることもあります。これは心因性頻尿(神経性頻尿)と呼ばれ、激しく緊張しているときなどに発症することが多いです。

 

 

 

また、トイレに関して心配に思うがあまり、考えすぎてトイレが近くなってしまうこともあります。一種の強迫観念のようなもので、ひどいと日常生活に支障をきたすこともあります。

冷え

体が冷えて、トイレが近くなったという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。冷えにより頻尿になる原因は、一つは血液の流れが悪くなるためです。

 

 

 

血液の流れが悪くなると、膀胱をはじめ様々な筋肉に血液が十分に流れなくなります。その結果膀胱が収縮し、一度に溜められる量が少なくなり頻尿になるのです。

 

 

 

もう一つは、冷えにより血管が収縮して血液量が増えるということも考えられます。血液が増えると、必然的に腎臓を通る量も増え、尿の量も増えるようになります。

 

 

 

それ以外にも、体から排出する汗などの水分が減るということも原因の一つです。体が冷えていると汗をかくことも少なくなっているので、本来であれば排出されるべき水分が体の中に溜まり、尿となって排出されるようになるのです。

加齢

年齢を重ねると、どうしても内臓の機能は低下してしまいます。腎臓や膀胱もしかりで、病気ではなくても頻尿や尿失禁に悩まされることも少なくありません。

 

 

 

加齢により、尿の濃縮力も低下し、尿量自体が増えるということも頻尿の原因になります。ある程度は仕方ない部分もありますが、骨盤底筋や括約筋などを普段から意識して鍛えることで、少しでも症状を緩和させることはできます。

まとめ

 

頻尿と言えるレベルに大体の目安はあるものの、「ここからが頻尿」などという明確な定義はありません。自分自身、直接的な理由がないのにもかかわらずトイレに行く回数が増えたなと感じたら、それは頻尿であると言えるでしょう。

 

 

 

頻尿を起こす病気として代表的なのは、過活動膀胱や膀胱炎です。また、糖尿病など、症状の一つに頻尿が含まれる病気になっている可能性もあります。

 

 

 

病気であれば改善には病院へ行くのが一番の近道ですが、ストレスや冷えなど、生活習慣が原因の場合は自分でいくらか対策をすることは可能です。考えられる原因を見つけて、最善な対策をとっていきましょう。

 

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